何が必要?マンスリーカラコンを清潔に利用していく必須アイテム
利用後にすぐに廃棄ができるワンデータイプとは異なり、開封から1ヶ月間繰り返し使用を続けられるのがマンスリーカラコンのメリットです。しかし安全に、かつ清潔に使っていくためには毎回しっかりとレンズケアを行っていかなければなりません。使用した後のレンズには細かい汚れや雑菌などが無数に付着していますので、外すたびにこれらを綺麗に洗い流し、消毒する必要があります。怠ったまま不潔なレンズを目の中に入れると、角膜が傷ついたり細菌感染の恐れはもちろん、最悪の場合には失明に至る可能性もあるので非常に危険です
まず、カラコンを保存しておくためのレンズケースを用意しましょう。間違えて入れないように左右片方ずつに分かれていますので、使い終わったらそこにお手入れをしたカラコンを入れておきます。昨今ではデザインが凝っているものも売られていますから、オシャレなものを探して毎日のケアを楽しく行えるようにするのがおすすめです。
それから、ソフトコンタクトレンズ用でカラコンにも対応している洗浄液と保存液が必要です。昨今では洗浄とすすぎ、そして保存の3つの役割を1つで担えるオールインワンタイプの液が主流になっていますので、使い分ける手間もありません。外したレンズはよく洗った手の平に載せて洗浄保存液を数滴垂らし、指の腹で優しく擦り洗いをしていきます。20回から30回程度前後に指を動かしてください。その後、よく濯いでから保存液で満たしたレンズケースに入れて、しっかりと蓋をすればお手入れは完了です。なお、この洗浄保存液は使い回しができませんので、カラコンを取り出したら必ずレンズケース内の液は捨てるようにしましょう。使用後のレンズケースはよく洗って乾燥をさせ、カラコンと同じく清潔さを維持しておくことも大切です。定期的に買い換えてください。
毎日丁寧にケアを行っていれば、綺麗なまま1ヶ月間安全にカラコンを利用し続けられます。お手入れに必要な道具も少ないので、くれぐれも切らさないように余裕を持って確保しておくのがおすすめです。